以前に介護の仕事をしていた人は、介護職から離れた後、もう一度介護の仕事に携わりたいと考えることがあります。介護職として再就職する際、避けては通れないのが面接です。緊張する人が多いと言われている面接。面接のために準備していた内容を、上手に伝えられないこともあります。誰でも緊張するものだということを分かった上で、面接準備をするとよいです。事前に準備した内容を完璧に伝えることは不可能と言ってもよいでしょう。そのため、ポイントをしっかり押さえて面接に臨むことが大切です。
介護職の面接時に質問されやすいことについては、事前にしっかりと準備をしておきましょう。よく聞かれることは今までの経歴です。どういったことで力を発揮できる人物なのか、求めている人物像と合っているかなどを職場側が確認するための質問です。今までの経験やスキルについて、事前にしっかりまとめておきましょう。
前職の退職理由もよく聞かれます。前職に対する不満がある場合は、それをそのまま伝えることは控えましょう。以前と違った形態での施設でスキルアップをしたかったなど、前向きな理由を答えるとよいでしょう。
志望動機もよく聞かれる質問のひとつです。的確に質問に答えるには、職場の経営理念、業務内容等を事前にしっかりと把握しておくことが大切です。その上で、その職場について魅力を感じた点、勉強したい点等を交えながら志望動機を伝えるとよいでしょう。自身がなぜその職場を選んだのか、という点が明確に伝わるとよいです。応募したその職場だからこそできることをうまくまとめて伝えられるとよいでしょう。